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初音ミクを求めて,ボカクラ初挑戦 [初音ミク]

初音ミクイベントがない期間を,個人的にミクロス(MIKU Loss)と呼んでいます。
マジカルミライや超会議までとても待てないし,どこかで何かやっていないかとネットで探していたら,見つけました。
クラブでボーカロイドの曲ばかりを流す,ボカクラというもの。
「クラブ?リア充施設!オレぼっち×おじさん!」
ととても無理だと思いましたが,ミクロスで生きる意味を完全に見失っていた状況だったため,
諸先輩方のサイトで予習し,勇気を振り絞って初めてのクラブ,行ってきました。
私と同じような,初音ミクが好きで同じ趣味を持つ友人がいない憐れな中年の方,参考にしてください。








行ってきたのはこちら,渋谷のnagmix。
渋谷自体めちゃアウェーだぁ~。
おじさん一人で行く街じゃねぇ~。でも行きました。

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まず来店方法,金持って店に行く,ってだけなんだけど,オープン時間に行っちゃダメみたい。
なんでかわかんないけど,オープンしてしばらくは人がまばらで関係者が多いみたい。
「わりぃ,ちょっとたて込んでて」って感じで遅刻しちゃうくらいがちょうどいいんだそうです。
そういうわけで,18時オープンのところ,はなまるうどんでビール2缶呑んでから19時に来店しました。


階段を降りてドアを開けたら,そこはいきなりバーカウンターみたいなところで,数人が談笑中。
「なんかコワ」と思ったら,スタッフさんが「こっちでーす」と言ってくれました。
ドリンクの注文をするところで入場料を払えばいいみたい。
「1,500円です」と言われお金を渡すと,小さな紙片を2枚もらいました。
なんだ?この紙片は?と思いつつ,とりあえず酒だと考え,ビールを頼みました。
500円を払おうとしたら,「チケットください」と言われました。
ここで初めてわかりました,あぁ,この紙片はワンドリンクのチケットなのね。
でもなぜ2枚?もう1枚は違うなにかのチケットなのか?再入場券か?と謎のまま,
ミクさんの歌声が聞こえるフロアの方へ。


フロアに入った瞬間,驚きました,「人すくなっ」。
そう,開催日の問題なのか,その日はお客さんがかなり少ない日だったんです。
クラブの勝手なイメージは,ぎゅうぎゅうでぶつかりあっちゃったり足踏まれたり酒こぼされたり殴られたりおしり触られたり,そんなのを想像していたので,拍子抜けしてしまいました。
フロアに入ってすぐの一番後ろに,折りたたみイスが8脚くらい出てていくつか空いていたので,
まずはそこに座って様子を見ました。


店内にいるのは,フロアで踊っているのが6人,イスに座っているのが3人,あとはバーカウンターに数人です。
フロアの6人は,激しく踊っているのが2人,うち1人はペンライト装備。軽く音楽に乗っているのが4人。
座っている3人のうち2人は談笑,あとの1人はノートPCで黙々作業中。
そこに挙動不審できょろきょろじろじろな中年1匹が加わった情勢です。
ちなみに男女比は男7:女3,ほぼみんな20代って感じ。


流れているのは確かにミクさんの曲,たまに他のボカロ曲。確かにこれはボカクラだ。
DJブースの後ろには,大きなスクリーンにDDMミクさん。
それから,意外と照明が明るいんだなと思いました。
ノーパソいじってる人が謎です。
上着をコインロッカーに入れようかと思ったら,テーブルに上に勝手に置いているようなので,
それにならうことにしました。


座ってビールを飲みながら雰囲気に同化するよう努め,「よしフロアに行ってみよう」と一念発起,
DJブースの前のダンススペース?的なところに行きました。
フロアで踊っている数人は,それぞれ自分のペースで好きなように音楽にのっている感じ。
飲みながらゆらゆらしてるだけの人や,スポーツウェアみたいなのを着て汗びっしょりで踊ってる人がいたり,ケータイをいじりながら踊ってる人もいました。
好きなように音楽を聴いていればいいんだなとわかり,そのまま数十分ほどみっくみくになりました。


あ,のど乾いた,と思い,バーカウンターへ。
ビールを頼み500円出そうとしたら,また「チケットあればください」って。
そういや入場したときのチケットがもう1枚あったっけ,とりあえずそれをわたしました。
「なに?2杯飲んでいいってこと?」と謎が深まりましたが,とりあえずごくっと。
後でわかったんですが,その日は,入場料にワンドリンクのところ2D(ドリンク2杯)に変更という,大サービスだったようです。


その後はずっとダンススペースで立ったまま飲みながらゆらゆら。
DJさんは30分くらいで入れ替わるようで,そのたびに選曲が変わって,面白いです。
女性のDJさんが流してくれたクローバークラブは,かわいくて楽しかった。
人気な曲が流れると,カウンターで談笑している人もフロアに駆けつけて,
みんなでいっしょにノリノリ,って感じになります。
びっくりしたのは,入店したときにイスでノーパソいじくってた人がDJさんだったこと。
あぁ,登場前に最終調整してたってことなのね。
大きなスクリーンと曲は連動していないようだったけど,やっぱり大画面でのミクさんは天使100%。


ハイボールを3杯くらい飲んで,気がついたら21時くらい,店内の人数もそれなりに増えていました。
ODDS&ENDSがほぼ原曲のまま流れて,みんなで大合唱したりして。
たぶん22時くらいに登場したDJさんは,ちょっと有名な方のようで,フロアの盛り上がりが違っていました。
あと,これも後でわかったこと名ですが,踊りながらケータイいじってるのは,ハッシュタグ付きで「選曲サイコー」とかつぶやく遊びをしていたってことのようでした。


事前予習した情報だと,最後までいるのは関係者や友人同士だけらしく,
最後のDJさんに交代したところでぞろぞろ帰る人が出てきました。
よく分かりませんが,私もそれにならい退場。
おじさん的に体力が限界だし,腹減りになってきたし。
そうそう,クラブではあまり食べるものはないみたいで,腹ごしらえして行った方がよさそうです。


いや~,初めてのボカクラ,とっても楽しかったです。
4時間以上,大音量で多くの人とみっくみくになるのは幸せな時間でした。
コミュゼロの私としては,「おじさんどこから来たの?」とかナンパされなかったのも,むしろ良かったです。


またいこ。









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